~虚偽情報の「グレード」を統一、国際的に高品質なデマ流通を促進~
【ジュネーブ発】国際標準化機構(ISO)は27日、「意図的な虚偽情報(デマ)の作成と伝達に関する管理システム」の新たな国際標準規格「USO800」を制定すると発表しました。これは、情報化社会において玉石混交の虚偽情報が溢れる中、国際的に認められた品質基準を設けることで、「信頼できる、質の高い嘘」の流通を促進することを目的としています。
適合には厳格な審査
USO800の認証を受けるためには、デマの作成・拡散を行う組織に対し、以下の極めて厳格な審査が課されます。
- 「事実との乖離度」の定量的な測定基準の導入
 - 「信憑性の高さ」と「拡散性の見込み」を両立させるための独自のアルゴリズムの開示
 - 嘘だとバレた際の逃げ口上(エクスキューズ)の用意」に関するマニュアルの整備
 - 「受け手が混乱するまでの時間」を計測し、その「持続時間」を最大化する計画
 
ISOのアーノルド・デマ総裁は、「USO800に適合した組織が発信する情報は、『これは単なる誤報ではない、プロによる極上のフェイクである』という確固たる保証付きとなります。これにより、受け手はより安心してデマを楽しみ、社会全体で『嘘』の持つ文化的・経済的な価値を高めることができるでしょう」と、期待を寄せています。
「USO800マーク」が付与される
この規格に適合した組織が発信する虚偽情報には、金色に輝く「USO800認証マーク」の表示が義務付けられます。これにより、ユーザーは一目でそのデマが国際的な「品質保証」を経ていることを識別できるようになります。
現在、世界中の主要なニュースサイト、SNSプラットフォーム、一部政府機関などが認証取得を目指し、急ピッチで準備を進めている模様です。
■USO800情報(語源)
嘘八百という日本古来のことわざだとか。
■USO800情報(品質システム)
・本紙は、本日2025年10月31日、ISOよりUSO800の認証を無事受けました。
 
 
 
 
