株式会社Cygamesは本日、スマートフォン向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」に登場するウマ娘たちが、ゲームの枠を超えて現実世界の労働市場へ参入する新事業「ウマ娘人材派遣サービス」を始動すると発表しました。
これにより、育成を終えたウマ娘たちは、各々の適性に合わせた職場でセカンドキャリアを築くことが可能になります。
「適材適所」の徹底ぶり
このサービスは、ウマ娘たちの特異な能力を活かすことを最大の目的としています。
例を挙げると、驚異的なスタミナを持つウマ娘は長距離トラック運転手や引っ越し業者として、また、並外れた瞬発力と小柄な体格を兼ね備えたウマ娘は狭い場所での配線工事や高所での窓拭きといった特殊な業務への派遣が想定されています。
さらに、高いコミュニケーション能力を持つウマ娘は営業職やカスタマーサポートなど、多様なニーズに応えるべく幅広い分野への派遣を目指すとのことです。
「URAファイナルズ」が履歴書に
Cygamesの担当者は「これまでの育成ゲームでは、引退後のウマ娘たちのキャリアについて言及されることはありませんでした。しかし、多くのトレーナーの方々から『うちの子、引退したらどうなるの?』という心配の声が寄せられていたため、今回の事業開始に至りました」と語りました。
今後は、ゲーム内での育成結果が就職活動における履歴書の役割を果たし、「URAファイナルズ」優勝経験者は大手企業への内定が確約されるなど、新たなウマ娘社会が構築される見込みです。
ゲーム内では今後、事業立ち上げを記念して、ウマ娘たちがスーツ姿で働く様子をイメージした新サポートカード「SSR[ビター・バレンタイン]ウオッカ」の配布も予定されています。

