楽天グループは、本日よりスマートフォンを宙に投げることで「楽天ポイント」が付与されるという、画期的な新サービス「楽天ショット」を開始すると発表しました。
このサービスは、楽天アプリの最新版に搭載される新機能で、ユーザーが自分のスマートフォンを空中に向かって投げると、内蔵されたセンサーがスマートフォンの軌道と滞空時間を計測。そのデータに応じて、ポイントが付与される仕組みです。四木谷浩史社長は発表会で「これからは、ただスマホを眺めているだけではもったいない。スマホを投げるという行為に、新たな経済的価値を生み出します」と述べ、会場を沸かせました。
「楽天ショット」のポイント付与基準
ポイントは滞空時間に応じて、以下の通り付与されます。
- 滞空時間1秒未満: 楽天ポイント1ポイント
- 滞空時間1~3秒: 楽天ポイント10ポイント
- 滞空時間3秒以上: 楽天ポイント100ポイント
また、最も高いポイントを獲得できる「ロケットモード」も実装。これは、スマホを垂直に投げ上げることでより正確な滞空時間を計測し、10秒以上の滞空時間でボーナスポイント1,000ポイントが付与されるというものです。
四木谷社長「スマホの新たな可能性を追求する」
発表会で四木谷社長は、本サービス開発の背景について「近年、スマホの技術進化は頭打ちとなり、新しい使い方が見出されていなかった。そこで当社は、スマホを『手に持つ道具』から『空を舞う道具』へと再定義することで、その可能性を追求した」と熱弁。さらに、「このサービスは、スマートフォンの持ち方を根本から変える。これにより、スマホが単なる情報端末ではなく、エンターテインメントや運動の一環として利用されることを目指す」と語りました。
利用者からは期待と不安の声
サービス開始の発表を受け、SNSでは「スマホを投げる発想はなかった!」「ポイントのためにやってみたい」といった期待の声が上がる一方で、「高額なスマホを投げる勇気がない」「もし割れたら、ポイントどころじゃない」といった不安の声も多数見られます。
同社は「落下による破損」については一切の責任を負わないとしており、専用の「楽天ショットプロテクター」(価格:19,800円)の発売も同時に発表しました。また、サービス開始を記念し、「最も高くスマホを投げた人」に楽天ポイント100万ポイントを贈呈する「楽天ロケット」キャンペーンも同時開催されます。このキャンペーンでは、優勝者の滞空時間が10秒を超えた場合、ハワイ旅行券も追加でプレゼントされます。

