【渋谷】大人気ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の劇場版が興行収入100億円を突破する好調ぶりを見せる中、TBSは9月10日、新たなスピンオフ映画『SHIBUYA MER〜走る若者緊急救命室〜』の製作を発表した。
これまでのMERシリーズとは一線を画し、若者文化の聖地・渋谷を舞台に、タピオカとインスタ映えをこよなく愛する若手救命救急チームが活躍する斬新な内容となる。主演には、若手俳優の渋谷ケン(25)が抜擢された。渋谷駅前のハチ公像を前に開催された製作発表会見で、渋谷ケンは「渋谷に生きる若者の命を、渋谷の若者である僕が救う!こんなに光栄なことはありません!」と熱く語った。
新作の車両は、渋谷の街の細い路地も縦横無尽に駆け抜けるために特別にカスタマイズされた「ERバイク」。このバイクには、ドクターヘリにも搭載されている最新鋭の心電図モニターや人工呼吸器など、あらゆる医療機器が搭載されている。バイクの車体そのものが巨大なモバイルAED(自動体外式除細動器)として機能する世界初の試みも行われる。さらに、現場に到着したERバイクは自動的に手術台に変形し、その場で開腹手術ができるという。ネット上では「もはやSFだ」と話題になっている。
撮影はすでに渋谷のスクランブル交差点で開始されており、主演の渋谷ケンが「命を救うのはマジ卍!」と叫びながら救命活動を行う姿が目撃されたという。映画は来年夏の公開を予定しており、関係者は「日本の医療ドラマに新たな風を吹き込む」と自信を見せている。