【身の回りにいる○○○柱】ラーメン全品完食の女性客、一口ごとに「麺の呼吸」を絶叫 店主「全集中にも程がある」

(※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません)

日常生活

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 東京都内のラーメン店で13日、女性客が店内の全メニューを完食する際、箸を動かすたびに「〇〇の呼吸、〇〇の型」と大声で技名を叫び続ける事案が発生した。店側は「あまりの気迫に止められなかった」としており、女性は全ての丼を空にした後、「責務を全うした」と言い残して退店した。

 現場となったのは、練馬区にある人気店「中華そば 無限」。目撃情報によると、午後1時のピークタイムに来店した20代とみられる女性は、着席するなり「裏メニューを含め、ここにある全ての麺と飯(めし)を頼む」と注文。店員が制止するのも聞かず、精神統一を開始したという。

 最初の醤油ラーメンが運ばれてくると、女性は「麺の呼吸、壱ノ型、『天地返し』」と鋭く叫び、麺とスープを一瞬で撹拌。続いて「弐ノ型、『真空吸引(バキューム)』」と唱えながら、凄まじい肺活量で麺をすすり上げた。

 その後も女性の勢いは止まらず、以下の技を次々と繰り出した。

  • 激辛ラーメン到着時:「炎の呼吸、奥義、『翌日肛門煉獄(こうもんれんごく)』」
  • 餃子を食べる際:「肉の呼吸、参ノ型、『肉汁飛散』」
  • 替え玉注文時:「小麦の呼吸、伍ノ型、『炭水化物無限増殖』」
  • スープを飲み干す際:「全集中、塩分過多の舞」

 居合わせた常連客の男性(45)は、「最初は不審者かと思ったが、型を宣言するタイミングがあまりに完璧で、次第に店内が一体感に包まれた。特にチャーシューを食べる瞬間の『豚の呼吸』の残心は見事だった」と語る。

 約1時間でラーメン5杯、チャーハン2皿、餃子3人前を完食した女性は、腹部を大きく膨らませながら会計へ。店主が心配して声をかけると、女性は満足げな表情で「心を燃やせ。カロリーは熱で消える」と話し、颯爽と店を後にしたという。

 日本ラーメン呼吸協会は「食事中の発声は推奨しないが、全てのメニューを食べ尽くす『柱』クラスの食欲には敬意を表したい」とコメントしている。

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