📻 【鬼殺隊ラジオ】特別編:『うどんの国高松で、君と恋バナ(?)』

(※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません)

コラボ企画

この記事は約 5 分で読めます。

鬼殺隊ラジオ形式で、お送りいたします。

時代設定: 現代パロディではなく、隊士たちがそのままの姿で現代で公開録音をしているという「キメツ学園」的なゆるい時空設定です。

【出演】

収録場所: 香川県高松市 サンポート高松 特設ステージ
パーソナリティ: 甘露寺蜜璃、胡蝶しのぶ
ゲスト: 伊黒小芭内、冨岡義勇

【オープニング】

しのぶ 「皆さん、こんにちは。蟲柱の胡蝶しのぶです。本日は特別編、瀬戸内の風薫る高松市から公開録音でお届けします。会場の皆さん、盛り上がっていますか〜?」

(会場の拍手・歓声)

甘露寺 「わあ〜っ! みんな元気ね! 恋柱の甘露寺蜜璃だよ! うどん、すっごく美味しかったの〜♡ キュンとしちゃった!」

伊黒 「……甘露寺が喜んでいるなら、それだけでここに来た甲斐があったというものだ。だが……なぜ冨岡までいる?」

冨岡 「……呼ばれたからだ。」

しのぶ 「まあまあ、伊黒さん。今日は『高松デート』というテーマですから。人数合わせ……いえ、賑やかしも必要でしょう? ねえ、冨岡さん。」

冨岡 「俺は人数合わせではない。」

【トークテーマ1:さぬきうどん巡りデート】

甘露寺 「高松に来たらやっぱり『さぬきうどん』よね! さっき4人で食べてきたんだけど、もう最高だったの! 麺がツルツルでコシがあって……私、とりあえず5玉食べちゃった♡」

伊黒 「甘露寺の食べっぷりは見ていて気持ちがいい。口の端に天ぷらの衣がついているのも可愛らしかったぞ。(懐からハンカチを出す)ほら、まだ少しついている。」

甘露寺 「キャッ! ありがとう伊黒さん♡ 伊黒さんも釜玉うどん、似合ってたわ!」

しのぶ 「ふふ、お熱いですね。それに比べて冨岡さん、お店の隅っこで一人で『かけうどん』をすすっていましたが、美味しかったですか?」

冨岡 「……美味かった。出汁がいりこベースで……」

しのぶ 「声が小さいです。それに、店員さんがお水を注ぎに来てくれた時、無言でコップを差し出すのはやめてください。店員さんが『怒らせたかな?』って怯えていましたよ。」

冨岡 「……感謝はしていた。」

伊黒 「心の中で感謝しても伝わらなければ無意味だ。これだからお前は……甘露寺、次は『骨付鳥』というのもあるらしいぞ。行くか?」

甘露寺 「行く行くー! 伊黒さんと一緒なら何でも美味しいわ!」

【トークテーマ2:栗林公園で舟遊び】

しのぶ 「さて、お腹がいっぱいになった後は、国の特別名勝『栗林公園(りつりんこうえん)』へ行きましたね。お庭がとっても素敵でした。」

甘露寺 「すごかったわね〜! 松の木が手入れされてて、池の水面がキラキラしてて……まさにデートスポット! 私たち、南湖(なんこ)で和船に乗ったじゃない?」

伊黒 「ああ。本来なら甘露寺と二人きりで乗りたかったのだが……なぜか定員の関係で、俺の隣が冨岡だったことだけが悔やまれる。」

冨岡 「……俺は船頭に『漕ぐのが上手そう』と褒められた。」

しのぶ 「冨岡さん、それは褒め言葉というより、単に人手としてカウントされていたのでは? でも、船の上から見る『偃月橋(えんげつきょう)』は綺麗でしたね。」

甘露寺 「そうそう! 橋の上で写真を撮ってるカップルがいて、とっても素敵だったわ〜♡ ねぇ伊黒さん、今度私たちもあそこで写真撮りましょうよ!」

伊黒 「(即答)ああ、撮ろう。今すぐ行ってもいい。なんなら貸し切りにするか?」

しのぶ 「公私混同はダメですよ、伊黒さん。でも、冨岡さんも橋の上で一人で佇んでいたら、絵になるかもしれませんね。『待ち人来たらず』というタイトルで。」

冨岡 「……俺は待っていない。景色を見ていただけだ。」

【エンディング:屋島からの夕日】

しのぶ 「楽しい時間はあっという間ですね。最後は屋島の山上から、瀬戸内海の夕日を見ながらお別れです。」

甘露寺 「ここから投げる『かわらけ投げ』、楽しかった〜! 私、思いっきり投げすぎて、見えなくなるまで飛ばしちゃった♡」

伊黒 「甘露寺の腕力……いや、可憐な投擲フォームは美しかった。俺の願いは『甘露寺とずっと一緒にいられますように』だ。冨岡、お前は何を願って投げた?」

冨岡 「……『鮭大根が毎日食べられますように』。」

しのぶ 「ブレませんねえ。まあ、そんな冨岡さんの投げたかわらけだけ、強風でブーメランみたいに戻ってきたのは笑いましたけれど。」

冨岡 「……風の呼吸を使った覚えはない。」

甘露寺 「ふふっ、みんなで来れて本当に楽しかった! 高松、また来たいわね! 今度はゆっくり温泉とかどうかしら?」

伊黒 「甘露寺が望むなら、いつでも。」

しのぶ 「では、次回は『道後温泉編』でお会いしましょうか。冨岡さんは留守番でもいいですよ?」

冨岡 「……俺も行く。」

全員 「さようなら〜!」

(エンディングテーマが流れる)

おまけ

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