放送時間倍増で「愛」の限界に挑戦か
日本テレビ系列で毎年夏に放送されている「24時間テレビ 愛は地球を救う」が、来年から放送時間を倍増させ、「48時間テレビ 愛は地球を救う」として生まれ変わることが、関係者への取材で明らかになった。
「感動の長期熟成」が狙い
番組のプロデューサーは「視聴者の皆さんからの『感動が24時間では足りない』という熱い声に応えた結果」と語った。「24時間では描ききれなかった感動の物語や、より壮大なチャリティー企画を盛り込む。48時間かけてじっくりと感動を熟成させ、これまでにない深い味わいをお届けしたい」と意気込みを語った。
マラソンは「日本縦断」へ
48時間化に伴い、番組の目玉であるチャリティーマラソンも大幅にスケールアップする。来年のランナーは、北海道の宗谷岬から沖縄の喜屋武岬まで、48時間かけて日本を縦断する計画だという。
しかし、この前代未聞の企画に、マラソン関係者からは「48時間で日本を縦断するのは物理的に不可能」「ランナーは途中から空を飛ぶしかない」といった声が上がっており、早くも「ワープマラソン」の再来が噂されている。
さらに、新たな企画として「48時間寝ないで語り合う『不眠不休愛の討論会』」や「48時間連続で歌い続ける『愛の耐久カラオケバトル』」も検討されているという。
この大胆な放送時間延長に、視聴者からは「感動通り越して疲労困憊になりそう」「48時間テレビのあとは48時間寝る羽目になる」「24時間テレビの本放送前後の宣伝的な番組を入れると48時間テレビになるわ」といったコメントがSNSに投稿され、期待と不安の声が入り混じっている。