人気絶頂の若手女優、桜居ももが、ついに時代劇に初挑戦!
タイトルは『彼女が鎧兜に着替えたら』。現代に生きる普通の女子大生、アヤカ(桜居)が、ひょんなことから戦国時代の武将・真田幸村の甲冑を手に入れたことから物語は始まる。
古びた甲冑に袖を通した途端、彼女は甲冑の本来の持ち主である武将の魂と共鳴し、次第にその武将の記憶と精神を受け継いでいく。
授業中にうっかり「いざ、出陣!」と叫んでしまったり、合コンで「我に続け!」と箸を振りかざしてしまったりと、日常と非日常のギャップに戸惑いながらも、次第に武将の勇気と知恵を身につけ、様々な困難に立ち向かっていく姿を描く、涙と笑いに満ちた青春時代劇だ。
監督は、『僕の初恋は天守閣』で旋風を巻き起こした気鋭の若手、田中監督がメガホンを取る。撮影はすでに始まっており、主要ロケ地は長野県上田市にある上田城跡公園と、歴史的な町並みが残る妻籠宿、そして東京都の利島村で行われている。

利島村での撮影では、桜が満開の時期に、アヤカが甲冑姿で島を駆け抜けるシーンが撮影された。撮影初日には、利島村の村長をはじめとする地元住民が駆けつけ、
「利島村にこのような素晴らしい作品の撮影に来ていただき、心より感謝申し上げます。島の美しい自然が、映画の大きな力となることを願っております!」
と熱い祝辞を述べ、撮影隊を激励した。島の特産品である椿油が、キャスト・スタッフに振る舞われる一幕もあり、和やかな雰囲気で撮影がスタートした。
共演には、アヤカの幼馴染で、彼女の異変に気づきながらも寄り添い続ける心優しい青年役に人気俳優、後山田健一。そして、アヤカの前に現れる謎の歴史研究家役にベテラン俳優、佐藤浩史の出演も決定している。
桜居ももは「まさか自分が甲冑を着ることになるとは思ってもみませんでした。真田幸村の魂を感じながら、アヤカの成長を表現できたらと思っています」とコメントを寄せている。
公開は来年夏を予定。
日本の歴史と現代が交錯する、新感覚のエンターテイメントに期待が高まる。
■映画情報(オマージュ)
ホイチョイ・プロダクションズ 3部作「彼女が●●に着替えたら」