ANA(全日本空輸)は本日、かねてより好評を博していた機内食のカレーを「ANAカレー」としてブランド化することを発表した。
しかし、その発表内容が波紋を呼んでいる。ANA広報担当者は会見で、「ANAのAは『Amazing(驚くほど)』、Nは『Nihon-no(日本の)』、そして2つ目のAは『APA-Hotel(アパホテル)』を意味する」と説明。続けて、「日本の空の旅に、世界に誇るアパホテルの味を提供する」と胸を張った。
アパホテルとのサプライズコラボレーション
ANAは今回、国内大手ホテルチェーンであるアパホテルとの異色のコラボレーションを発表。これまで機内食として提供されていたカレーは、実は「アパホテルが朝食で提供しているアパ社長カレー」であることが初めて明らかにされた。今回のブランド化を機に、ANAは同社との連携をさらに強化していく方針だという。
「機内食をアパカレーに、これはある意味発明です」とアパ社長
今回の発表を受け、アパホテルの社長は「まさか当ホテルのアパ社長カレーが、これほどまでにANAの顔になるとは…ある意味、これは発明です」とコメント。ANAとのコラボレーションを大変喜んでいる様子だった。
カレーパン、カレーうどん…「ANAカレー」ブランド拡大へ
ANAは今後、機内食のカレーライスだけでなく、空弁や機内販売品として「ANAカレーパン」や「ANAカレーうどん」など、幅広いラインナップを展開していく計画だ。
この大胆なブランド戦略に対し、ネット上では「カレーにAとNとAの意味を持たせるなんて、斜め上の発想」「これはある意味、究極のエコノミー症候群対策なのでは?」「アパホテルの社長が機内食のPRをする日が来るなんて…」といった声が上がっている。
■ANAカレー情報(オマージュ)
アパカレーは、アパ社長が考案した熟成したカレーです。
ANAは、日本を代表する航空会社で、機内食はおいしいで定番です。

