ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）は、ハロウィンイベントでおなじみのゾンビが一年中パーク内に出現できるようになる画期的な技術の開発に成功したと発表しました。この新技術は、来場者に究極のサバイバル体験を提供することを目指しています。
年中無休のゾンビ、その名も「パーマネント・ゾンビ・システム（P.Z.S.）」
この新技術「パーマネント・ゾンビ・システム（P.Z.S.）」は、特殊な音響と照明、そしてパーク内の特定の場所に設置された冷気放出装置を組み合わせることで、人間の体温をゾンビが好むとされる低体温状態に保つことが可能になりました。これにより、これまで気温が下がる夜間や冬期限定だったゾンビの活動を、真夏の昼間でも実現できるようになったとのことです。
USJの広報担当者は、「ゲストの皆様から『一年中ゾンビに会いたい』という熱いご要望が多数寄せられておりました。このP.Z.S.は、その声に応えるべく開発されたものです。今後は、ゾンビが出現するエリアをパーク全体に拡大し、いつ、どこにゾンビが現れるかわからない、真のサバイバル体験を提供してまいります」と語っています。
ゾンビ・イースター開催決定！
この技術が適用される最初のイベントとして、来春から「ゾンビ・イースター」が開催される予定です。パーク内でイースターエッグを探しながら、襲い来るゾンビから逃げ惑うという、これまでにないスリリングな体験が楽しめると期待されています。
イベント期間中、ゲストは専用の「ゾンビ・レーダー」をレンタルすることができ、ゾンビが接近すると振動で知らせてくれる機能が搭載される予定です。USJは、このイベントを皮切りにバレンタインデーには「ゾンビ・カップル・ハント」、夏には「サマー・ゾンビ・プール」など、年間を通して様々なゾンビ関連イベントを開催していく計画です。
ゲストの反応は？
この衝撃的な発表に対し、パークの年間パス所有者からは驚きと期待の声が聞かれています。「まさか、真昼の太陽の下でゾンビに追いかけられる日が来るとは。これで一年中、心臓がドキドキしっぱなしだ」と喜びの声が聞かれました。
一方で、ゾンビが苦手な来場者からは、「一年中ゾンビに怯えながら過ごすのは無理だ」「もう安心してポップコーンも食べられない」といった不安の声も上がっています。これに対し、USJはゾンビが一切出現しない「セーフティ・ゾーン」をパーク内に複数設けることで対応するとしています。
