ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、今年のハロウィンイベント「ハロウィン・ホラー・ナイト」で、前代未聞の参加型企画を発表しました。なんと、「死の狭間(はざま)」を体験したことのある一般人を、ゾンビダンサーとして募集するとのことです。
USJの広報担当者は「従来のゾンビは、あくまで人間の想像力から生まれたものでした。しかし、私たちは真の恐怖を追求し、よりリアルで、観客の魂を揺さぶるパフォーマンスを目指します」と語りました。
応募資格は「臨死体験者」
今回の募集要項で最も注目すべきは、その応募資格です。「病気や事故などで臨死体験をしたことがある方」と明記されており、過去に心臓が止まった経験や、昏睡状態から回復した経験を持つ人が対象となります。応募の際には、医師の診断書や、体験時の詳細な記録の提出が求められます。
合格者は、特別なトレーニングを受けた後、パーク内を徘徊する「臨死体験ゾンビ」として、ゲストを恐怖のどん底に突き落とす役割を担います。
ゾンビダンスは「死のダンス」へ進化
この企画の発表を受け、SNSでは「ついにUSJもそこまで来たか…」「臨死体験した人、結構いるのかな?」といった驚きの声が多数上がっています。また、一部からは「倫理的に問題があるのでは?」という懸念の声も聞かれます。
しかし、企画の責任者は「彼らが体験した『死の狭間』は、何にも勝る最高のエンターテイメントの源です。彼らのパフォーマンスは、単なるダンスではなく、『死のダンス』として、観客に本物の恐怖と感動を届けることでしょう」と、この企画の意義を力説しました。
「臨死体験ゾンビ」によるパフォーマンスは、今年のハロウィンイベントの目玉となること間違いありません。彼らが、我々の想像を絶するどのような「恐怖」を届けてくれるのか、期待が高まります。
【追記】 企画発表後、応募が殺到しており、すでに「臨死体験ゾンビ」候補者が100名を超えたとのことです。中には、「幽体離脱中にゾンビダンスの振り付けが思いついた」と語る人もいるそうです。

