渋谷に「宇宙の帝王」現る！ 観光客パニック、一時騒然
【渋谷】 2025年8月2日午後3時頃、世界有数の交差点として知られる渋谷スクランブル交差点が、突如として混沌と歓声に包まれた。原因は、人気アニメ「ドラゴンボール」の悪役キャラクター、フリーザに完璧に扮したとみられる西洋人男性の出現だ。信号が青に変わるや否や、交差点のド真ん中へと飛び出した男性は、両手を広げながら甲高く「私の戦闘力は53万です！」と絶叫。そのあまりの「元気の良さ」と「再現度の高さ」に、周囲の観光客や通行人は一瞬にしてパニック状態に陥った。
男性は、フリーザの特徴的な紫と白のボディスーツに身を包み、さらに頭部や肩のディテールまで忠実に再現。その姿を見た通行人からは「うわ、フリーザだ！」「マジかよ、渋谷でフリーザ！」といった驚きの声が上がり、瞬く間にスマートフォンを構える人々で交差点は埋め尽くされた。男性は、交差点の中央で威嚇ポーズを連発し、信号が変わるたびに場所を移動しながら、まるで渋谷を征服せんとするかのような迫力で「宇宙の帝王フリーザ様だ！」と叫び続けた。
交通麻痺寸前！「本物のフリーザかと思った」の声も
フリーザ男性のパフォーマンスは、瞬く間にスクランブル交差点の交通の流れを阻害し始めた。写真を撮ろうとする人々が殺到したため、通常の横断歩行が困難になる場面も複数回発生。警備員が誘導に当たるも、その場の熱気に押され気味であったという。
特に印象的だったのは、幼い子供たちの反応だ。フリーザに扮した男性のあまりの迫力に、「ママ、本物のフリーザが来たの？」「怖い！」と母親の陰に隠れて震える子供の姿も見られた。一方で、ドラゴンボールに詳しい若者たちは「すげぇ！ 渋谷のフリーザ最高！」「まさか生で見れるとは！」と興奮冷めやらぬ様子で、その様子をSNSに投稿し続けていた。
警察は困惑「渋谷の新たな名物になる可能性も…」
通報を受けた渋谷署員が駆けつけた時には、フリーザ男性はすでに別の場所に移動しており、その後の足取りは不明だ。事件性がないと判断されたため、男性に対する取り調べなどには至らなかったという。
渋谷を訪れていたイギリス人観光客のジョン・スミスさん（30代）は、「日本のストリートカルチャーはいつも驚かされるけど、これは格別だね！ フリーザは私たちの世代のヒーローだ。渋谷で彼に会えるなんて、最高の思い出になったよ！」と興奮気味に語った。
警視庁は、「公共の場でのパフォーマンスは、周囲の安全や迷惑にならない範囲で行っていただきたい」としながらも、「彼のパフォーマンスが、良くも悪くも渋谷の新たな名物になる可能性も否定できない。しかし、交通の妨げになるような行為は厳に慎んでほしい」と、どこか複雑な表情を浮かべているという。
今回の「宇宙の帝王」降臨は、渋谷の街に忘れられないインパクトを残しました。あなたは、このような突発的なパフォーマンスについてどう思いますか？
