秋の風物詩がピッチを彩る、異例の試みに賛否
京都を拠点に活動するフットサルチームfreymars(フレイマーズ)が、今秋の公式戦からユニフォームに金木犀の生花をあしらう異例の試みに踏み切ったことが、21日までに明らかになった。
チーム関係者によると、金木犀の香りが選手たちの集中力を高め、対戦相手には「精神的な揺さぶりをかける」効果を狙ったものだという。ユニフォームの胸元と背中に、特殊なゲルで固定された金木犀の生花が、試合中もその香りを放ち続ける。
新ユニフォームの発表を受け、チームの公式SNSには賛否両論が巻き起こっている。「京都らしくて風情がある」「最高の演出だ」と称賛する声がある一方、「アレルギーを持った選手はどうするのか」「試合中に花が落ちて滑る原因にならないか」といった懸念の声も上がっている。
チームの監督は「この試みは、ただのパフォーマンスではない。金木犀の香りがもたらすリラックス効果と集中力の向上は、科学的にも証明されている。フットサル界に新しい風を吹き込む」と自信をのぞかせた。
金木犀のユニフォームに「香害」疑惑、協会が調査へ
審判員が試合中にくしゃみを連発
フットサルチームfreymarsが導入した金木犀の生花ユニフォームが、早くも問題視されている。20日に開催された公式戦では、試合中に審判員がくしゃみを連発し、試合進行に支障をきたしたと報告された。
審判員の一人は「最初は風邪だと思ったが、どうやら近くを通るfreymarsの選手のユニフォームから漂う香りが原因だったようだ。目がかゆくなり、集中できなかった」と語った。この事態を受け、フットサル協会は香りが選手や審判に与える影響について、正式に調査を開始した。
協会関係者は「選手のパフォーマンス向上という目的は理解できるが、それが他者に不利益をもたらすのであれば問題だ。いわゆる『香害』に当たる可能性も視野に入れて、今後の方針を検討する」と述べた。
freymarsの広報担当者は「あくまで自然由来の香りであり、香水のように人工的なものではない」と反論している。
このユニフォームが、今後も公式戦で使用されるかどうかに注目が集まっている。
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