CMでおなじみの京都美容クリニックが、この度、美容医療の常識を覆す全く新しい技術「マッスルメモリー整形」を発表しました。これは、単に脂肪を吸引したり、特定の部位を補填したりするのではなく、患者の理想の体型をAIが解析し、その筋肉の状態を細胞レベルで「記憶」させるという画期的な手法です。
■美容情報
この技術は、加齢に伴うシワやたるみもなくなるということです。（同クリニックの報道向け発表資料より）
究極の「なりたい自分」をキープ
マッスルメモリー整形は、まず患者が最も美しく、理想的だと感じる体型の写真をAIに取り込み、それを基に微細な電流と特殊な薬剤を組み合わせた施術を行います。これにより、細胞ひとつひとつがその「理想の体型」を形状記憶し、施術後も継続的にその状態を維持しようと働きかけます。
例えば、憧れのモデルのような腹筋を手に入れたい場合、一度施術を受ければ、たとえその後に運動を怠ったとしても、腹筋の形状が崩れにくくなるというのです。京都美容クリニックの広報担当者は、「これはもはや、努力を『美容整形』で代行する時代です。忙しくてジムに通えない方や、リバウンドに悩む方にこそ、ぜひ試していただきたい」と自信満々に語っています。
一方で専門家は警鐘「倫理的な問題も」
この発表は美容業界に大きな衝撃を与え、すでに予約が殺到しているとのことですが、一部の専門家からは懸念の声も上がっています。ある美容評論家は「理想の体型を外部から強制的に記憶させることは、人間の身体本来の機能や努力を否定することになりかねない。倫理的な問題を含め、議論を深める必要があるだろう」と指摘しています。
この革新的な技術が、美容医療の未来をどう変えていくのか、今後の動向から目が離せません。
