本日未明、東京・渋谷のスクランブル交差点で、一人の外国人男性(自称20代、氏名不詳)が「元気玉をくれ!」(日本語)と大声で叫びながら、両手を空に突き上げる騒ぎを起こしました。
未明の交差点に響く「元気玉」コール
午前3時頃、まだ人通りもまばらな渋谷スクランブル交差点に、突如としてその男性は現れました。彼は交差点の中央に堂々と立ち、周囲にいた数少ない通行人に向かって、両手を頭上に掲げながら「みんなの元気を俺に分けてくれ!」「元気玉を作るんだ!」と絶叫。その声は深夜の静けさを切り裂き、広大な交差点に響き渡りました。
目撃者も困惑、スマホ片手に騒動を記録

男性のあまりにも奇抜な行動に、居合わせた人々は最初は呆然としていましたが、すぐにその光景を記録しようとスマートフォンを取り出す者が続出しました。ある目撃者は「最初は路上パフォーマーかと思ったけど、あまりに真剣な表情で叫んでいるから、これはただ事じゃないなって」と語っています。また、別の目撃者は「アニメで見たことのある光景が目の前で繰り広げられていて、正直笑いをこらえるのが大変だった」とコメント。騒動は一時的ながら、スクランブル交差点に奇妙な熱気を帯びさせました。
取り調べで判明したまさかの動機
警察官が駆けつけた際、男性はすでに大声を出し続けたことで疲弊していたようで、力なく両手を下ろしていました。警察官の職務質問に対し、男性は小さく「元気玉、やっぱり難しいニダ…」とつぶやいた後、大人しく事情聴取に応じたとのことです。自供から韓国出身で、この騒動を起こすために日本に来日したと判明しました。
その後の取り調べで、男性は「日本の人気アニメを見て、人々の元気な心が集まれば本当に元気玉が作れると信じていた」と供述。特に渋谷は若者文化の中心であり、多くの活気ある人々が集まる場所であるため、最も元気玉が作りやすい場所だと考えたそうです。悪意は一切なく、純粋な動機からの行動であったことが明らかになりました。
SNSで拡散、渋谷の新たな「伝説」に?

この騒動の様子を捉えた動画や画像は瞬く間にSNSで拡散され「渋谷にフリーザが現れたのかと思った」「まさか現実で元気玉を見る日が来るとは」「渋谷の新名物になるんじゃないか」といったコメントが相次ぎました。深夜のハプニングとして、ちょっとした社会現象になりつつあります。この出来事が、今後渋谷の新たな「伝説」として語り継がれることになるかもしれません。