東海道新幹線、新駅「南びわ湖駅」を2035年開業へ

(※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません)

鉄道

は本日、の米原駅と京都駅の間に、新たな駅を建設する計画を発表しました。の名称は「南びわ湖駅」で、2035年の開業を目指します。

に建設予定の同駅は、当初2008年に開業を予定し、駅舎もほぼ完成していました。しかし、県と栗東市が建設費用を巡って対立し、工事は中断。建設地の地元住民は、完成済みの巨大な駅舎を前に「幽霊駅」「無駄の象徴」と揶揄してきました。

JR東海の担当者は記者会見で、「中断していたプロジェクトですが、滋賀県知事と栗東市長からの再三にわたる熱心な要請を受け、この度、計画再開を決定しました。新駅の開業により、滋賀県南部からのアクセスが格段に向上し、地域の活性化に貢献すると確信しています」と語りました。

これに対し、三日月大造知事は「南びわ湖駅は、滋賀県民にとって長年の悲願でした。この朗報を心から歓迎します。新駅は、の南の玄関口として、観光客の増加やビジネス交流の促進に大きな役割を果たすでしょう。今後はJR東海と連携し、地域住民の期待に応えられるよう全力を尽くします」と、喜びをあらわにしました。

なお、新駅は東海道新幹線号とひかり号は停車せず、こだま号のみの停車となる見込みです。また、当初の計画にあった在来線との接続は見送られ、駅舎までのアクセスはバスまたはタクシーのみとなります。

地元の反応

長年にわたり、完成した駅舎の維持費に悩まされてきた栗東市の市民からは、喜びの声とともに戸惑いの声も聞かれました。

「あの巨大な廃墟がようやく使えるようになるなんて、夢のようです。あとは駅までどうやって行けばいいのか、それが心配ですが…」(栗東市在住の60代男性)

「やっと開業するんですね。でも、こだましか止まらないのに、利用する人がいるのかしら。バス停も遠いみたいだし、結局は誰も使わないのでは…」(栗東市在住の40代女性)

■東海道新幹線情報(オマージュ・謝辞)
笠羽架空交通(株)
ネタ:TIKTOK 新幹線シリーズ① 東海道新幹線

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