令和のテレビ界に衝撃が走っている。平成時代を代表する人気時代劇『暴れん坊将軍』が、まさかのリメイク版『暴れん坊猫将軍』として復活することが決定した。主演は、人気子役の寺田心くん…ではなく、なんと人気三毛猫タレントの「ミケランジェロ」が務めるという。この斬新すぎる企画は、すでに国内外のメディアから注目を集めている。
吉宗公は「吉宗ニャン」、斬新すぎる設定にファン騒然
新番組の舞台は、猫が統治する江戸。将軍家御三家、紀州藩主・徳川吉宗公に扮するのは、もちろんミケランジェロ演じる「吉宗ニャン」だ。白装束に身を包んだ凛々しい姿は、すでにネットで大きな話題となっている。

ミケランジェロは、普段は町人のフリをして、江戸の治安を乱す悪人…ならぬ、悪猫たちを成敗する。悪猫たちは、町で魚を盗んだり、お気に入りの日向を占領したりと、猫ならではの悪事を働く。物語は「猫あるある」を巧みに織り交ぜながら進行し、視聴者の共感を誘う。
そして、おなじみの「成敗!」の場面では、吉宗ニャンが家来の「辰五ニャン」や「お庭番ニャン」とともに、爪を研ぎながら「猫の手も借りたいほど、忙しいのだ!」と悪猫たちを追い詰める。その後に繰り出される猫パンチは、想像を絶するスピードと破壊力だという。
「殺陣」は「ニャン剣術」、吉宗ニャンの肉球が世界を救う
さらに、新番組の目玉となるのが、従来の殺陣に代わる「ニャン剣術」だ。これは、猫の俊敏な動きと肉球の柔らかさを活かした新しいアクションスタイル。悪猫を傷つけることなく、華麗な身のこなしで相手を圧倒する。制作スタッフによると、この「ニャン剣術」の習得には、ミケランジェロが数ヶ月にわたる「じゃれつき特訓」を積んだという。

また、番組のクライマックスで吉宗ニャンが悪猫の正体を明かす場面では、決め台詞が「わが肉球を、おろそかにするな!」に変更される。この肉球に、多くのファンが「癒される」「むしろ撫でられたい」と絶賛の声を上げている。SNS上ではすでに「#肉球おろそかにするな」というハッシュタグがトレンド入りを果たしている。
キャストはすべて猫? 豪華(?)出演陣も決定
脇を固めるキャストもまた、驚くべきものだ。町火消し「め組」の親分・辰五郎に扮するのは、元野良猫タレントとしてブレイクした「ボス」。その威厳ある風貌と、ふてぶてしい演技が期待されている。また、お庭番の「おその」と「め組の頭」には、双子のスコティッシュフォールド姉妹「マロン」と「ミルク」が抜擢された。
番組の制作プロデューサーは、「令和の時代に求められるのは、ただの正義ではない。可愛らしさという癒しの力で、現代人の心を救いたい。この『暴れん坊猫将軍』が、新たな時代劇の金字塔を打ち立てると確信している」と語っている。
『暴れん坊猫将軍』は、来年春からの放送を予定している。悪猫を成敗する、ミケランジェロ扮する吉宗ニャンの活躍に期待したい。初回放送は2時間スペシャルで、「悪の組織『ちゅ~る団』を成敗せよ!」というエピソードが描かれるという。

