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アクアライン通行料巡るトップ会談、わずか5分で決裂
10月20日、長年にわたる東京湾アクアラインの通行料を巡る対立を解決するため、横浜市と東京都のトップ会談が都内ホテルで開かれました。神奈川県側は、東京都側が受け取る通行料の一部を、アクアラインの渋滞対策に積極的に充てるよう強く要求。しかし、この会談はわずか5分で物別れとなりました。

横浜市長が、東京都知事から「神奈川は東京の単なるベッドタウン。都民の税金を優先するのは当然であり、文句を言う前に都民のためにしっかり働くべきだ」と、高圧的な発言を受けたことを、のちの緊急記者会見で涙ながらに明かしました。この発言は、神奈川県民の自尊心を深く傷つけるものとして、県内で強い反発を呼んでいます。
「東京の象徴を奪い取る!」横浜市長、怒りの宣戦布告

会談決裂を受け、横浜市役所で行われた緊急記者会見で、横浜市長は怒りをあらわにしました。
「もはや言葉は不要。我が神奈川県のプライドにかけて、東京の象徴を奪い取り、日本の新たな中心となることを宣言する」と、宣戦布告とも取れる強い言葉で東京への対抗姿勢を明確に打ち出しました。
この「東京の象徴を奪い取る」という発言は、単なる経済的な報復にとどまらない、文化的なプライドをかけた戦いの始まりを示唆するものとして、全国で衝撃を与えています。
ネット騒然:狙いは「東京ディズニーランド」?「KDL」爆誕の噂

横浜市長の発言が報じられると、SNS上では瞬く間に憶測の嵐が巻き起こりました。「東京の象徴」とは何か?という議論の中で、最も有力視されたのが、千葉県にありながら「東京」の名を冠する東京ディズニーリゾート(TDL)の存在です。
ネット上では、「東京」の冠を外して「神奈川ディズニーランド(KDL)」に改名されるのではないかというハッシュタグがトレンド入り。具体的には、みなとみらい21地区の再開発予定地や、川崎市の京浜工業地帯跡地を候補地とする合成画像が出回るなど、移転を前提とした議論が加熱しています。報道によると、移転候補地周辺の不動産価格が急騰し、すでに投機的な動きが見られている模様です。
「何も聞いてないよ…」千葉県、蚊帳の外で困惑
この東京と神奈川のトップレベルの争いの影で、当事者であるはずの千葉県は、完全に「蚊帳の外」に置かれています。
浦安市の市長は、報道陣に対し「東京と神奈川で急にこんな話が進んでいて、正直困惑している。当市の経済に直結する問題でありながら、事前に一切の情報提供がなかったことは大変遺憾だ」と、不満を述べました。
千葉県民からは「うちにあるのに、東京と神奈川で勝手に喧嘩しないでほしい」「チーバくんの立場はどうなるんだ」といった、悲痛な声が上がっています。今後の両都県の動向次第では、三都県を巻き込んだ泥沼の抗争に発展する可能性も指摘されており、予断を許さない状況です。

