【湯河原】神奈川県の湯河原町が、町の新たな観光の目玉として実物大のザク立像を建設する計画を極秘に進めていることが、湯河原元気新聞の取材で明らかになりました。町長の「温泉とモビルスーツの融合で、新たな湯治(とうじ)の形を提案する」という斬新なビジョンに、町民からは期待と困惑の声が入り混じっています。
突如浮上した「湯河原ザク」構想
町がザクの誘致に乗り出したのは、隣接する小田原市との観光客誘致競争が激化する中、「湯河原にしかない強烈なインパクト」を求める声が内部で高まったことがきっかけです。当初は、小田原城に対抗して「湯河原城」を再建する案も検討されましたが、歴史的考証が難航したため頓挫。そこで白羽の矢が立ったのが、ザク立像でした。
町長は「ザクは、温泉街の閑静な景観に溶け込むよう、落ち着いたカラーリングにする」と述べ、従来の緑色ではなく、渋い湯治場をイメージした木目調や和風の墨色を検討していることを明らかにしました。さらに、温泉の湯気を全身から噴出させる「湯治モード」や、足湯を備えた「足湯ザク」などの斬新なアイデアも披露しました。さらに町長は、「町役場の関係部署と版権元との調整をしている」事実も明らかにしたが、なぜガンダムでなくザクなのかについては、口をつむんだ。
町民の反応は賛否両論?
この驚きのニュースに、町民の反応は様々です。
地元商店街の店主は「ザク効果で若者が増え、商店街が活性化するなら大歓迎」と、早くも商機をうかがっています。一方、歴史ある温泉旅館の女将(おかみ)は「ザクの迫力に、静かな湯の雰囲気が壊されてしまうのでは…」と不安を口にしました。
現在、ザクの建設予定地は、湯河原温泉街の中心部にある万葉公園が有力視されていますが、具体的な場所や費用についてはまだ明らかにされていません。町は今後、住民説明会を開催し、理解を求めていく方針です。
「湯河原ザク」構想は、町の未来を大きく変えることになるのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。

