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謝罪ボタン、クレーム録音再生機能つき! 未来の大人も納得の”リアル”なカスタマーサポート体験
【おもちゃメーカー「キッズ・リサーチ」発表】
子供たちの「なりきり遊び」の進化に対応し、おもちゃメーカーのキッズ・リサーチ(本社:東京都)は12月1日、カスタマーセンターごっこ専用おもちゃ「おしごといっぱい!ごめんねコールセンター」ごっこセットを発売すると発表しました。
究極の「謝罪」と「受容」を学ぶ

本製品は、受話器付きの小型オペレーターコンソールと、クレームを録音・再生できる「お客様おこりモード」を搭載した端末で構成されています。
最大の目玉は、コンソール中央に配置された特大の「謝罪ボタン」です。これを押すと、「誠に申し訳ございません」「深くお詫び申し上げます」など、状況に応じた10種類の「定型謝罪フレーズ」がクリアな音声で再生されます。謝罪が苦手な現代の子供たちも、完璧な謝罪スキルを習得できると期待されています。
「クレーム録音再生」機能でリアルな体験

さらに、付属の「お客様おこりモード端末」には、保護者やきょうだいが実際にクレームの内容を録音できる機能がついています。「おもちゃが壊れた!」「お店の人が優しくなかった!」など、生活の中で遭遇した不満を録音。オペレーター役の子供は、その生々しいクレームを繰り返し再生し、冷静に対応する訓練ができます。
開発担当者は、「子供たちには、相手の感情を受け止め、適切な言葉で対応する”心の筋力”を育んでほしい。このおもちゃで、『理不尽』への耐性も身につけてもらいたい」と語っています。
セットには、オペレーターマニュアルとして「すぐに使える!おわびの言葉集」のミニ冊子も付属しており、友達と交代でオペレーターとお客様の両方を体験することで、社会の複雑な役割分担を楽しく学べます。

