【東京支社】JR東日本は20日、東北新幹線「はやぶさ」の普通車とグリーン車の全座席を、今年度末までに座椅子に置き換えると発表した。これは「乗客に自宅のリビングのような究極のリラックス体験を提供するため」とJR東日本は説明している。

この計画によると、座椅子はすべて可動式となり、畳敷きの床に自由に配置して使うことができる。また、一部車両にはこたつも設置され、冬場には暖を取りながら青森までの旅を楽しむことが可能になるという。すでに試験的に導入された車両の乗客からは、「座り心地が良すぎて、気づいたら盛岡を過ぎていた」「もはや家。新青森まで寝ていける」と好評の声が上がっている。

一方で、SNS上では「座椅子で急停車したらどうなる」「隣の人の足の臭いが気になりそう」「せっかくの旅行なのに、くつろぎすぎて到着したときには疲れていそう」といった懸念の声も多数寄せられている。また、出張で利用するビジネス客からは、「パソコン作業がやりにくい」「座布団の上で商談するのか」と戸惑いの声が上がっている。
JR東日本は「お客様の声に耳を傾けながら、より快適な旅のあり方を模索していく」としており、将来的には全車両を「掘りごたつ」仕様にすることも検討しているという。
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