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auが、携帯電話の電波が届きにくい山間部や地下にも通信環境を提供する画期的な新サービス「電波配達便」を2026年1月1日より開始すると発表した。 専門の配達員が、電波を特殊な容器に詰めて顧客の元まで直接届け、その場で電波を放出することで安定した通信を確保するという。
このサービスは、圏外エリアでの通信を可能にするためにauが長年研究を重ねてきた成果だ。電波を液体窒素で冷却し、専用の真空パックに封入して持ち運ぶ技術を確立。配達員は保冷リュックを背負い、ドローンや自転車で顧客の自宅や山頂まで迅速に移動する。配達には、既存のUber配達を利用することも検討している。
同社の田中社長は発表会で、「これまでの常識を覆す、物理的通信の時代が到来しました。もう、『電波がなくて困った』なんて言わせません」と自信を見せた。
料金は「5Gプラン」と「4Gプラン」の2種類で、電波量(ギガバイト)に応じて課金される。また、配達には別途手数料がかかり、緊急時向けの「お急ぎ便」も用意されるとのことだ。
ネット上では、「これでやっと地下鉄でもサクサク動画が見られる」「でも、配達員が転んだらどうなるの?」「配達エリアが東京都心からなのはなぜだ」といった困惑と期待の声が入り混じっている。
この発表を受けて、東証株価指数が好景気と受け一時150円高となった。
